茨城県桜川市・筑西市の宝石店「ジュエリーマーノ」

◆ピクゥエ☆塩島敏彦の世界

伝統のミニアチュール

以前お米に細工する米粒アートって話題になりましたが、
本場ヨーロッパでも伝統的に、1ミリ以内の髪の毛や象牙を使用した、
超細かい細工を施したジュエリーが、マニアの中では大人気です。

先日行われたマーノの展示会でもミニアチュールキラキラと呼ばれる
この作品が注目をあびました。
18世紀(日本では江戸時代後期)イギリスのヴィクトリア時代の作品後、
途絶えていた幻の技法を復活させた美しいペンダントトップです。
作者はもちろん塩島敏彦氏です。


一番厚みのあるところで、0.8ミリの象牙の板に森の中の鹿とバラの花のモチーフをレリーフ状にマイクロカーヴィング(細密彫刻)をいたしました。
背景には象牙の薄い板にコバルトやヴェネチアンガラスを粉末にしたものを用い色づけしています。 上蓋状に磨いた水晶の板で密閉し、そのレンズ効果で拡大した象牙の絵柄を楽しむことができます。
白とブルー、白と赤のコントラストが大変美しく、上品な仕上がりとなっており、象牙のカーヴィングによるすばらしい世界をご堪能いただけます。

↑リングの裏にも細かい細工が施されています。

マーノでのイベントの様子はこちら
塩島氏の作品情報はこちら