鹿のアイボリーカーヴィング
塩島敏彦氏のコレクションでも最高傑作のひとつである「鹿のアイボリーカーヴィング」が手に入りました。
アイボリーカーヴィングとは読んで字のごとく象牙彫刻のことです。
日本でも江戸時代における「根付け」彫刻の中に象牙がもちいられてきましたが、ヨーロッパで象牙が宝飾品に用いられるのは19世紀になってからです。
2頭立ての作品ですが、細部に及んだ細かい細工に目を奪われます。
タテ50mm×ヨコ45mmとサイズ感はありますが、総重量が17.3gと軽くできておりますので、ブローチで着用できます。
現在なかなか見ることのできない作品となりますので、ご興味ある方は、お声かけください。
k18製鹿のアイボリーカーヴィング
50㎜×45㎜
参考商品
アイボリーカーヴィングとは
アイボリーカーヴィングの宝飾家は、アンティークジュエリーの世界で見ることができますが、現在制作している作家は塩島敏彦以外にほとんどいません。
それは象牙の素材が入手困難になったこともありますが、技術とコストのリスクが非常に大きい事が理由になっているようです。
幸い日本には、まだ象牙の在庫があり、素材を厳選することが出来ます。
塩島が使用している象牙は、ハード材と呼ばれる材質の中でも、中心部の一番良質な部分のみを使用し、細部にわたって入念な磨き仕上げが施してあります。そのため、象牙のアクセサリーによく見られるような変色は100年経過しても起こりにくいのです。
以上東峰PHより抜粋