お薦めジュエリー
IJTで出会った非売品
昨日の夜NHKでホープダイヤモンドの特集があり
改めてダイヤモンドの神秘を実感しました。
2000社以上が世界各国より集まる
国際宝飾展示会、通称IJTですが、今年も盛大に開催されました。
10ct以上のダイヤモンド、30ミリ以上のコンクパール
ビッククストンやレアーストンは数知れず。。。
それはそれとして個人的に気になった宝石商のマイコレクションである
非売品のジュエリー(少し地味かも)を2,3紹介したいと思います。
↑カシミール産ナチュラルサファイヤ2ct
推定2000万円(非売品)
標高5000mを超えるインドとチベットの国境沿いのカシミール地方で
採掘された幻のサファイヤです。
100年以上前に生産はストップしているので、
現存するこのサファイヤは、全てアンティークの商品の枠を外したものと考えられます。
白味かかったコーンフラワーカラー(矢車草)の優しい色です。
このサファイヤはやや色目が濃いような気がしますが、
(ルーペでヘイジィ条線は確認できず??)
ジュエリー業界にいる方でも一生に1度か2度見られた方は超ラッキーといわれます。
貴重な体験をさせて頂きました。
↑インドの宝石商の宝物でした。
↑ヒスイの宝石箱
いまから数十年前インドの貴族から、当時200万ぐらいで買い付けた(本人曰く)ヒスイの宝石箱です。(非売品)
パッと見ためは黒ベースなので、黒べっ甲かと思いましたが、
ライトに当てるとグリーンの葉脈がみえます。まさしくジュダイド!!
表面には、ナチュラルルビー、ダイヤローズカット、ナチュラルパールなど
宝石が24金の伏せこみ加工で埋め込まれています。
「500万円で売って」と半分冗談で言ったら、「そんな金額ではとても売れない!」と一蹴されてしまいました。。。
その他『マハラジャジュエリー』といわれる、エナメル使いの美しいジュエリーを展示していました。
これまた美しいジュエリーに出会い貴重な体験をすることができました!