パライバトルマリンのフォークリングオーダー
左右非対称な2石のパライバトルマリンを使用してのフォークデザインリングのオーダーです。
インターネットを通じてのフルオーダーです。
ちなみにこの方法は、①３Dデザインで立体デザインの決定⇒②原型の作成（動画等での確認）⇒③金属化の画像確認⇒④石の配置の確認等となっております。
「側面からは指にそって滑らかな角度。上面からは、インクルージョンが端に来るように石座の方向にひねりを加えること。」
等々石座の角度にご希望がありましたので、何度か原型を作って調節しながら希望に合うように製作しました。
石の特徴と、お客様のデザインの好みを合致させれのがなかなかきまらず少し苦戦してお時間がかかってしましました（３カ月間）が、納品時には納得のお褒めの言葉を頂きました。
パライバトリマリンの石留めについて
パライバトルマリンといとネオンブルーと呼ばれる独特な輝きが人気ですが、今回は透明度はそこそこありますが色つきが片面半分のカボッションカットです。硬度は7と高く内放物が部分的になかりあり、サイズも10㎜を超えておりましたので、ご希望の伏せこみ留めはリスクが伴うと判断して接着という判断をしました。石割れが万が一生じた際は、石交換が出来るように工夫しました。
↑左右非対称のそれぞれのルースをバランスよく配置できるように枠を作ります。
↑パライバトルマリンは硬度が高くなく伏せこみ枠で留めるにはリスクがありますので、枠と石は接着という方法を取りました。
お客様の声
リングは毎日、色々な指やはめる方向を変えたりして、楽しんでおります。
（身につけるほどに色々な発見があり、いとおしくなるような出来栄えで…笑）
指も最初に想定していた左中指よりも、少しきっちりはめた感じになりますが、
左人差し指の方が、生活の動作の中でも安定した着け心地になる印象です。
（リングに重さがあり、中指につけると、手を洗った時にゆるむ感じで、
「遊びがある」というアドバイスを実感しました。）
人差し指に着けられると、結婚指輪も同時に着けられ、
またリングのアーム部分もよく見えますので、かえって良かったなと（笑）。
着けたところの写真もお送りしますね～。（ぜひお見せしたく！！笑）
あまり良くない石で本当にお手数をお掛けしましたが、、
素敵なリングに仕上げて頂き、本当に有難うございました。
今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます
樹脂での原型の確認はこちらです。正面、側面（左右）、斜め、上部からの画像をお送りしました。
立体図面でデザインを決定しています。この段階で凡その見積もりをご提示しています。
