こだわり
マーノの由来
マーノとはイタリア語で手を意味します。
志を持った職人が自ら接客し、その場でデザイン画を作成、
店内にある工房で1点1点手作りされます。
お客さまの想いが作り手にダイレクトに伝わるので完成度の高い、
望み通りのジュエリーをお作りできるのです。
マーノのコンセプト
創業1904年。店内工房を持つジュエリーマーノは、アフターサービス(お手入れ、修理)でお客様の困りごと(要望)にお応えできる、真珠とオーダージュエリーで地域一番のお店です。
マーノが選ばれる4つの理由
マーノが生み出すデザインの特徴は?
マーノが産まれた環境
マーノの生まれ故郷である桜川市は古来より歌人に愛された山桜の里です。春の小川のせせらぎの音、満開の桜と桜吹雪が窓辺を飾り、初夏には庭一杯に若葉が生え、秋には広葉樹の穏やかや紅葉があり、冬には霜柱が立つほど厳しい冬が訪れます。
そんな四季折々の静かな自然環境のもとで、マーノのジュエリーが産まれるのです。
マーノ独自のジュエリーデザイン
お客さまのご要望を聞きながら、季節感を取り入れたマーノ独自の和風なジュエリーデザインは、無駄な装飾を避け飽きの来ないシンプルものを提案させていただいております。
またお客さまの目の前でデザイン画を作成し、納得いただけるまで何度でも描きます。
デザインを決定することは、お客さまとの共有作業でもあり、もっとも大切な時間で楽しいひとときであります。
マーノのジュエリー
マーノの素材に対するポリシーは?
料理の世界と同じように、いい素材を使うことはジュエリーにおいてもっとも大切なことのひとつです。ジュエリーで言ういい素材とは、地球が育んだ何十億年前からの大切な天然資源の中でも、人為的な処理を施していない希少価値があり、かつ比類なき美しさがあるものです。よってマーノのジュエリーとして使われているセンターストーンは独自のネットワークを活用して世界中より厳選いたしております。
また脇石の小さなダイヤモンドに至るまで、一つひとつルーペで厳選しております。さらにセンターストンをより引き立てるため、ダイヤモンド以外にも、カラーストーンや、地金の特殊技法などさまざまなアイディアを用います。
貴金属
クオリティの高い18金ホワイトゴールドを使用します。
ダイヤモンド
美しさのポイント
日本では一般的に4C(カラット、カラー、クラリティ、カット)で価値と価格を決めていますが、マーノでは4Cを参考にして、ダイヤモンド本来の美しさの基準である素材のよさと輝きを引き出すカットにポイントを置きダイヤモンドをセレクトしております。
産地と産出量
2015年時の産出量はロシア、ボツワナ(アフリカ)、コンゴ(アフリカ)、カナダ(北米)、アンゴラ(アフリカ)、カナダ(北米)の順でこの上位6か国で世界の80%以上産出されています。年間産出量は年間27トンと言われます。
金が年間2,660トンで上位20か国で80%の産出をしていることと比較すると、ダイヤモンドは希少で限られた地域での産出と言えます。
ダイヤモンドは原石の表面に人間のように地域ごとにさまざまな特徴がありますが、研磨(カット)されると特徴が磨き去られ、産地特定は極めて困難です。マーノでは独自のネットワークで世界中より安定して高品質なダイヤモンドを調達しています。
原石と研磨後の輝き
同じダイヤモンドの原石でもカット(研磨)するとこんなに輝きは違ってきます。
大きさと形の関係
ダイヤモンドはサイズ(大きさ)とシェイプ(形)によって美しさが異なります。
その一粒一粒の個性を生かしてジュエリーとして仕立てることが大切です。マーノではお客様のご用途、好みと予算を組み入れて提案させて頂きております。
一石が~0.30ctならスリーストンリングはお奨めです。
ただし3ctを超えるサイスでは、ラウンドカットよりもペアーシャィプカットやマーキスカットのほうがバランスが良くスマートな印象がありますのでお奨めです。
スリーストンリング
- 画像協力「諏訪恭一作 宝石1より」、「諏訪恭一&アンドリューコクソン作 ダイヤモンド原石から装身具へ」
カラーストーン
マーノでは製品にする前にルースの状態で見て頂きます。
ルースはお客さまのご要望に応じて、次の世代に引き継がれる最高の素材、また入学卒業式など人生の節目に活躍するのに相応しい素材、ジーンズなどに合わせて楽しむカジュアルな素材、と分けてご用意しております。
また宝石は処理の有無や、産地により価値が変わりますので、産地表示を心掛けております。無処理で希少性のある素材や処理石でも価値ある素材などの説明を丁寧にさせていただいております。
カラーストーン
ルビーは一般的には加熱処理がしてありますが、無処理のルビーは極めて産出量が少なく希少性が高いです。
カラーストーン
ブルージルコンのブルーは加熱により引き出されますが、独特の明るさと柔らかさを持った美しい宝石です。
パール(真珠)
国産の和珠パールは一般的に、調色という処理がされピンク色の色調の強いものが多いですが、マーノでは加工を施していない無調色カラー真珠を中心に品揃えしてしています。
それは真珠本来の自然の風合いを大切にするためです。
特に黒蝶貝真珠の七色のカラーバリエーションは美しく、多くのお客さまにご支持いただいております。
マーノの技術とは?
ジュエリー制作において、 デザイナーがご要望を把握し、様々なデザインを提案しております。お客様のイメージをより広げ、的確に好みの形に展開していくことを心がけております。
特に、マーノでは原型作成の利点を生かし、お客様のイメージをより再現することに努めています。
原型作成による利点は、その自由な造形性にあります。特に原型を透かす技術には特化しており、自社のオリジナル製品(紫式部や二重構造リングなど)を生み出しております。
また、職人以外に、コンピューターを使った3D造形も取り入れ、イメージをよりリアルな形で、造形前に仕上げを確認する技術も取り入れています。
また、お客様のお持ち込みの地金をそのまま溶かして、鍛造製法による造形もできます。長年培われてきた、職人の手仕事をダイレクトに実感していただける仕上がりです。(ハンマー仕上げや手彫り技術)
そして選ばれたダイヤモンドなどの宝石もその特徴にあった石留めをさせていただいています。
アイディア豊富な原型作成技術
京都の古いお寺の格子戸から見る景色にはそのまま見るより奥深く品を感じることがあります。
異なる素材の組み合わせが新しい感性だと考えそこに透かし彫りの技術を加え商品化しました。
それを具現化する高度な原型作成技術がマーノの真髄です。
伝統の和柄の透かし彫り
二重構造の手彫りリング
二重構造は商品の立体感を出したり、2色以上地金の色が入るので人気があります。表面に手彫りのデザインが施されリングとして完成されます。
マーノの二構造リングの魅力とは
- 表面加工の彫りは熟練のクラフトマンにより1本1本丁寧に仕上げます。
- デザインは基本的なハワイアン彫りから桜柄、エンジェル柄、ハート柄、唐草柄までたくさんのバリエーションがあります。
- ベースのデザインは平打ちタイプだけでなく、女性に人気のある甲丸タイプのほか、カーブを描くこともできます。
商品を引き立たせる石留めの技術
最終的な仕上げの良し悪しでジュエリーの出来がきまります。
マーノは1点1点職人が丁寧に石留めしております。
パベェリング左右均等にすき間なく宝石を留める爪の正確さが必要です。
その他の伝統工芸技術
マーノは伝統工芸の技術をもつクラフトマンの商品を提供しております。
またコラボレートして美しいジュエリーをお作りすることもできます。
ピクゥエ
塩島敏彦氏の製作する100年以上も前にヨーロッパで途絶えた技法『ピクゥエ』
エマイユ
日本のエマイユ(ガラス工芸)ジュエリーの第一人者である中嶋邦夫氏。